コスモス
はるかかなた(イメージ)
水彩 + 色鉛筆 + ガッシュ 190 ⅹ 240 ㎜
多くの人は、とくに現代人は、自分を自分だと思い込んで、その自分を主張し続けてその人生を終えますが、そうではなくて、本来は、どこまで自分というものを消していけるかが人生なのだ。
自分を消して、自分がいなくなれば、当然それは自然とか宇宙の側へと開けてゆくでしょう。
生も死も、そこではまあ似たようなものでしょう。そんなふうにして、あっちの側に馴染んでゆく、言わば生きながら死んでゆくのが人生の自然なのだ。
◆「幸福に死ぬための哲学.池田晶子の言葉」より
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