川ぺっりムコリッタ
アマプラで久々にいい映画をみた。
荻上直子監督「川ぺっりムコリッタ」、観るのはもう何回目だろうか、面白くてはまってしまった。
出所して、イカの塩辛工場に働くことになった若者(松山ケンイチ)と自称ミニマリストのアパートの隣人(ムロツヨシ)、その旧友の住職、隣のアパートに住む墓売り親子(吉岡秀隆)、大家の親子(満島ひかり)など、みな訳あり。
セリフの間ととぼけた味わい(まえに見たカモメ食堂、メガネもよかった)がまたいい。人の生き死にそのものがテーマ、生きる辛さをえがきながらも重くならない。それはたぶん子どもたちを使ってファンタジーも交差させているからだろうか。
それからパスカルズの曲もいい感じ。
原作本があったので注文したから、もうしばらくは酔っていられそうだ。。
「 …ささやかなシアワセを細かく見つけていけばさ、なんとか持ちこたえられるのよ。
こんなギリギリの生活でも 」
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