さば 雲

友がひとりまた一人消えて思い出だけ残る。過ぎてしまえばこの世は残り少なく、今頃ひとりじたばたしている 。

夏 空

 荒れた公園(宮古島、松原風景)

 色鉛筆 + 水彩 + アクリル  A4 ( リメイク作品 )


平凡なもの、普通のものなど何もありません。
どんな石だって、その上に浮かぶどんな雲だって。
どんな昼であっても、その後に来るどんな夜であっても。
そして、とりわけ、
この世界の中に存在するということ、
誰のものでもないその存在も。
そのどれ一つを取っても、普通ではないのです。

 ■ヴィスワヴァ・シンボルスカ(1923~1912)詩人