さば 雲

友がひとりまた一人消えて思い出だけ残る。過ぎてしまえばこの世は残り少なく、今頃ひとりじたばたしている 。

カラス

  薄闇の烏たち(未完)

  水彩 + 鉛筆   19 x 24 ㎝


人間は世界の中で、すでに自分の中にあるものにだけ気づく。しかし、何が自分の中にあるかに気づくためには、世界がなければならぬ。そのためにはしかし、活動と悩みが必要だ。
  ◆ホフマンスタール(1874~1929)詩人


苦しみは人間を強くするか、それともうち砕くかである。その人が自分のうちに持っている素質に応じて、どちらかになる。幸福なときには、苦しみにどれだけ耐えうるか、かくもく自信がない。苦しんで初めて自分を知るのである。
  ◆ヒルティ「幸福論」より


賢いものは、徹底的に楽天家なのだ!
  ◆カーネギー(1888~1955)